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平松記念病院看護部は「あたたかい心で思いやりのある看護を実践します」と言う看護部理念に基づいて、精神科急性期・回復期・慢性期のさまざまな時期の患者さんに寄り添い、専門的な知識や技術を持ち多職種と協働して看護を実践しています。
患者さんの権利と人権を尊重して倫理面で問題になりやすい事柄をとりあげ、定期的に各部署で検討を行っています。病状により不穏な状態の患者さんに寄り添い、尊厳と安全を守りながら必要な医療を提供するCVPPP（包括的暴力防止プログラム）トレーナーが定期的に院内で研修会を実施して医療安全に取り組んでいます。また各種通信教育、研修会参加なども積極的に行っています。
仕事と生活のバランスを大切にして、育児休業・介護休業・時短勤務などそれぞれの職員のライフステージに合わせた多様な勤務や、家庭生活と仕事を両立しやすい職場環境に配慮しています。精神科看護は患者さんとの関わりの中で看護者も一緒に成長していく事ができるやりがいのある看護だと思っています。精神科看護に携わってみたい方一緒に働いてみませんか。
当院看護部は、地域の精神科病院としての役割を認識し、より良い看護の提供を目指して一層努力してまいります。

私たちはあたたかい心で、思いやりのある看護を実践します。

患者さんのニーズを把握し、ひとりひとりに添った看護を提供します。

CVPPPとは、ただ単に身体的な暴力行為を物理的な力で抑止するためのものではなく

「リスクアセスメント」「ディエスカレーション」「チームテクニクス」「ブレイクアウェイ」「振り返り」の５つの構成要素から成り立っており、患者さんと職員双方の安全と尊厳を保つことにも配慮したプログラムとなっています。当院では、平成24年にトレーナー資格を取得した看護師による任意参加の勉強会からこのプログラムを導入しました。現在では

８名のトレーナーを養成し、医療安全委員会主催の院内勉強会や任意参加勉強会での座学や実技演習を行うなど、患者さんの尊厳を保つための専門的スキルを磨き臨床の場で実践しています。

＜これまでの勉強会テーマの一部＞

・怒りを引き起こさせない接遇

・安全に患者さんを誘導する方法

・困惑した患者さんとの交渉技術

・暴力の再発防止に向けた看護面談

・腕を掴まれた時の離脱方法　など