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院長あいさつ

患者様とスタッフのあたたかい治療関係
エビデンスに基づく良質で効果的な精神科医療、
社会復帰と地域生活の支援を目指しております。

平松記念病院 院長 傳田 健三(でんだ けんぞう)

ご挨拶

2022年6月1日より平松記念病院の院長を拝命し就任いたしました。
これまで脈々と続いてきた当院の理念を大切に引継ぎ、地域のニーズに貢献できる病院を目指していきたいと思います。何卒よろしくお願い申し上げます。
平松記念病院は戦後間もない1950年に開設されました。それ以来70余年にわたり地域の皆さまのニーズに対して、精神科治療とリハビリテーションを提供してまいりました。
現在の精神科医療は入院中心の医療から、地域で生活しながら必要な治療を継続する方向に転換しています。当院ではそのような理念を基軸として地域に根差した医療を提供していきたいと考えています。
また精神科医療の内容も、従来の統合失調症中心から、うつ病、双極性障害、認知症、発達障害、睡眠障害などへ多様化しています。
このような社会的ニーズに応えるため、入院治療では精神科救急病棟をフル稼働し、外来治療では「大人の発達障害外来」「睡眠外来」「難治性うつ病外来」などの専門外来を充実させていきたいと考えています。
さらに、小児期・思春期から老年期まで、すべてのライフステージに応じた切れ目のない医療を提供するべく日々研鑽を重ねていきたいと思います。
藻岩山の麓の自然あふれる環境のもと、患者様とスタッフのあたたかい治療関係、エビデンスに基づく良質で効果的な精神科医療、社会復帰と地域生活の支援をこれからも一貫して提供できるように職員一同誠心誠意努めて参りたいと思います。
何卒よろしくお願い申し上げます。
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